福岡県立東筑高等学校
第36代校長 小川昇二郎
令和5年度に、第36代校長として就任しました小川昇二郎です。母校である東筑高校に勤務させていただく喜びと同時に、責任の重大さを痛感し、身の引き締まる思いです。これまでに築き上げてきた校風を継承するとともに、さらなる高みを目指して、また、地域からの期待に応えられるよう粉骨砕身尽力いたす所存であります。どうぞよろしくお願いします。
明治31年に開校した本校は、校是である「文武両道 質実剛健」の理念を貫き、生徒の自主性を重視した自由闊達な校風を有する福岡県を代表する伝統校です。
「些事に惑わず凜として大道を歩む人材」を育成する場として歴史を刻み、これまで全国的に各分野においてリーダーとして活躍する人材を数多く輩出してきました。先輩諸氏は、いつも多方面から母校を応援してくださり、物心両面からのサポートをいただいています。
在籍している生徒たちは、本校の伝統を受け継ぐと同時に、高い志を持ち、自分の力を信じ、勉強だけでなく、部活動や学校行事に全力で取り組んでいます。
本校教育の重点目標として、「北九州に文武両道の東筑あり」を全国に知らしめる気概で、文武両面において、生徒達が目標を高く掲げ、何事に対しても逞しく積極的にチャレンジするように仕向け、その結果として「社会に貢献する実行力のある次世代のリーダーの育成」というスクールミッションの達成に繋げることとしています。さらに、
①本校で育成したい資質・能力(「課題発見能力」「活用能力」「コミュニケーション能力」「挑戦する能力」「国際性」「創造性」)を意識した取組をあらゆる教育活動を通して実践する。
②「個性豊かな東筑」「東筑リーダーシップ」をスローガンとし、学校教育活動全体を通じて、生徒がエネルギーを表出する場面を多く作り、次世代のリーダーとしての資質を向上させる。
上記①②の教育活動を展開しつつ、教職員と生徒、生徒同士が互いに語り合い認め合う関係を大切にしながら、生徒の自主性を重んじた教育を推進するとともに、これからも地域から信頼される県立学校であり続けることを目指してまいります。