新緑萌ゆる季節の校内散策(写真部)
写真提供:123期・124期・125期写真部一同
三鈷の松(サンコノマツ)
本校の校門から右手に続く遊歩道の脇にそびえたつ一本の松があります。
この「三鈷の松」は一般に中国の中部から北西部に見られ、幼木時は成長が遅く、成木は樹高30mほどになるといわれています。松葉は10~15cm前後で緑色をしており、呼名は松葉が3本一組になるためと言われています。
この松の針葉は世界中で珍重され、聖木としても扱われています。現在も三鈷の松の周囲に落ちた松葉を拾い集める方の姿をよく見ますが、いにしえの平安の貴族たちも、帰路の土産にしたということです。
三鈷の松の松葉は、一般にお守りとしても売られています。「三鈷の松」を財布に入れておくと、幸福になれるとか、お金がたまるなどと言われています。