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東筑ダイアリー コロナウィルス対策期間特別編(第1弾)

最終更新日 [2020年4月23日]  

三好「今回はゲストとして岡村先生をお招きしています。」

岡村「よろしくお願いします。」

三好「さっそくですが、岡村先生は121期生の担当ですね、クラスの生徒に電話をしたと思いますが、どんな様子でしたか?」

岡村「121期生は、入学してすぐに休校になったにも関わらず、一生懸命課題に取り組んでいる姿が伺えて、とても素晴らしいことだと思います。引き続き、頑張ってほしいです。」

三好「119期生も、朝早くに起きてランニングをしたあとに、勉強をしている、などメリハリのある生活をしている人が多いと聞いて安心しました。また、赤本などを解いて自分の苦手なところを再確認し、課題を活用して受験勉強をすすめる生徒もいて、3年生として不安な中でも頑張っているな、と思いました。」

岡村「さすが、3年生!」

三好「そんな生徒たちを応援したいのですが、家庭科の先生として、何かおススメの料理などがありますか?」

岡村「とにかく三食食べること!!2・3年生は、調理実習でつくったメニューに再チャレンジしてみてください!」

三好「試食でもらった肉じゃががおいしかったなぁ!」

 

休業期間が長い、というピンチは実はチャンスです。最後に、ニュートンの話をさせてください。

アイザック・ニュートン(16421727)は、みなさんも知っての通り、万有引力の法則を発見し微積分(微分と積分)学を確立した人物です。実はこのニュートンも今の皆さんと同じように学生のころに病気が流行して学校に通えない時期がありました。

1665年、イギリスの都市ではペストが大流行し、ニュートンがいたケンブリッジ大学も休校に追い込まれました。ペストは「黒死病」とも呼ばれ、14世紀にヨーロッパ中で大流行し、全ヨーロッパの3分の1にあたる人々が亡くなった恐ろしい病気です。ニュートンは仕方なく故郷の田舎町に戻ることになりました。そして約1年半、彼は何もない田舎で過ごすことになったのです。先生もいなければ、仲間もいなくて図書館や研究室もないという絶体絶命のピンチでした。ところが、彼はこれをチャンスにかえます。ニュートンの「微積分学」や「万有引力の法則」など、人類史をひっくり返すような研究の大半は、田舎町での「たったひとりの1年半」の間に成し遂げられたのです。

ニュートンは当時のことを「あの日々は、わたしの発明の才能の最盛期で、あれ以来、あのころ以上に数学と哲学に打ち込んだことはありません」と振り返っています。

悲観してしまいそうな今だからこそ、自分の力を信じてください。私たちも寂しいですが、これはきっとみんなにとって自分の力で何かを掴むための大事な時期だと思います。「凡事徹底」し、「可能性が騒ぎ出す」そんな休業期間になることを切に願います。


 

文責:地理歴史科・三好

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