国内ジニアス研修

   国内の先進的な研究機関や大学、企業での研修を通して最先端科学技術を体験します。また、関東や関西の企業や大学で活躍している本校卒業生との交流をします。

  対象  第1学年 25名

 

【平成28年度】    New

国内ジニアス研修

 平成28年12月15日(木)から18日(日)3泊4日の日程で国内ジニアス研修を実施しました。

本年度より参加生徒が25名(引率教員2名)に増員され、例年以上に活発な研修となりました。

 

[12月15日]

  午前中は京都大学吉田キャンパスにて本校OBの法学部原田大樹教授と、法学部須田守准教授のご協力をいただき、懇談会を行いました。生徒全員の質問に的確に答えていただき、京都大学のアカデミアを疑似体験することができました。 また法学部の授業・キャンパスの見学では研究室の学生さんにも大変お世話になりました。

  午後は京都大学桂キャンパスに移動し、工学研究科都市環境工学専攻の五味良太助教に大学・学部の説明をしていただいた後、構造実験、風洞実験、環境実験設備を見学しました。右の写真は工学研究科社会基盤工学専攻の松村政秀准教授に研究室を案内していただいている様子です。生徒は世界のインフラを支える仕事に携わる研究、実験を目の当たりにし、自分の進路と社会がどうつながるのかを考えるよい機会を得ました。

 その後、関西東筑会の皆様にあたたかい歓迎会を開いていただきました。様々な先輩のお話を伺い、信念をもって学ぶことの大切さを再確認できました。 

 


[12月16日]

 

 二日目は京都から東京に移動し、企業訪問を行いました。

午前中は博報堂を訪問し、広告業界で活躍する先輩方の業務内容や苦労、高校生のうちに身に付けておくべきスキルなどのお話を伺いました。また自分たちでコンビニエンスストアの商品を開発するというプログラムを通し、生徒だけでなく、先輩方とも議論を深め、ブレインストーミングの実践方法を学ばせていただきました。

 

 午後からは内田洋行を訪問し、教育分野、オフィス分野、コンピュータシステム分野に関する研修を受けました。フューチャークラスルームでは、三方向に映像が投影でき、美術館や水族館など様々な異空間に変容できる柔軟な教室を体験しました。またシアタールームでは、最先端のCG技術や手術室のレイアウトが自由にできるソフトなどについて学ばせていただきました。最後には実際にみなさんが働いているフレキシブルなオフィスを見学させていただき、どのような空間で働くかがオフィス内でのチーム力の向上にいかに直結しているのかを実感できる良い時間となりました。

 

 

 


[12月17日]

  三日目は終日東京大学での研修を実施しました。午前は東京大学先端科学技術研究センター・工学系研究科マテリアル工学専攻兼務井上純哉准教授より工学部全般と次世代のインフラを支える素材の開発の将来についての説明をしていただきました。その後研究室を見学し、日ごろは目にすることができない精巧な検査機器などを用いて実験する様子などを拝見することができました。

 その後、東京大学の学生さんによる日ごろの勉強方法や目標の立て方などについてプレゼンテーションやワークショップ形式の研修を受け、やる気をいただきました。

 夕刻からは東京東筑会の皆様から盛大な歓迎会を催していただきました。日頃伺うことのできない様々なお話に、生徒たちも大いに刺激を受けました。

 

[12月17日]

 最終日最初の訪問地は国会議事堂でした。重厚感のある、歴史の重みを感じさせる建造物はもちろんのこと、政治の世界で活躍されている先輩にも実際にお会いするチャンスをいただき、生徒たちは大変感動していました。政治に興味のある生徒たちが積極的に質問をする姿が印象的でした。

 その後東京東筑会の皆さんのご協力で、代々木の東京オリンピック関連施設を見学しました。年月が過ぎても古さを感じさせない堂々たる建物を目の当たりにし、2020年に開催される東京オリンピックに向けての期待が高まりました。



 

【平成27年度】 

国内ジニアス研修

平成27年12月9日()~12月12日()

 

1年生21名、引率教員2名で、京都~東京4日間の国内ジニアス研修を行いました。

1日目:午後から京都大学桂キャンパスで米田稔教授より京都大学および桂キャンパスについてのお話を伺った後、環境工学部の研究室や風洞実験などを行う研究施設の見学をさせて頂きました。大がかりな実験装置なども多く、とても充実した環境で研究できることを実感しました。

2日目:午前中は京都大学吉田キャンパスで、本校OBの法学部の原田大樹教授と研究室の研究者の方々より、京都大学について、法学部について、ご自身の高校生活について、進路についての考え方など、多岐にわたるお話を伺いました。参加生徒全員からの質問に真摯にかつ的確に答えて下さったことが非常に印象に残りました。

   午後は新幹線で東京に移動して、三菱ケミカルホールディングスを訪問し、どのような事業を展開しているのか説明していただきました。また、コンセプトゾーン(水の循環、大気の循環)を体験させていただき、今後のエネルギーや物質について考えました。

3日目:午前中はNECを訪問し、体験できるショールーム「イノベーションワールド」で研修を受けました。NECでは、パソコンだけではなく様々なシステムが開発されていることを知りました。

   午後は、日本科学未来館を訪問し、常設展示を見学した後、館内にある太陽電池に用いる素材を研究している研究室とミトコンドリアの生合成プロジェクトを行っている研究室を見学させていただきました。見学後、2つの研究室の研究内容について、ワークシートで考察を行うことにより、内容を深めることができました。

4日目:午前中は東京大学本郷キャンパスを訪問し、医学系、工学系、文系3つのグループに分かれて研修を行いました。医学系のグループでは、金井克光准教授の医療に関する研究者の心得などについての講義を受け、研究室を見学させていただきました。工学系のグループでは、加藤隆史教授が研究されている液晶などを用いた新素材についての講義を受け研究室を見学させていただきました。文系の松島公望助教に行って頂いた模擬授業は、心理学に関する内容でした。人の心理状態を論理的に考察するために必要なことについて、考えさせられました。    

更に、東京大学の学生の方々が、大学で何を学ぶか、などをテーマとして、プレゼンを行って下さいました。また、進路や学生生活についての個別相談会を行って下さいました。

 

 また、期間中、京都では関西東筑会、東京では東京東筑会の先輩方が歓迎会を開いて下さり、東筑高校の卒業生のすごさ、繋がりの強さを感じました。

 

 

 

【平成26年度】

 

 平成26年12月10日(水)~13日(土)に実施しました。

 

 

【平成25年度】

 

国内ジニアス研修

平成26年3月10日(月)~13日(木)  

 1年生20名、引率教員2名が筑波・東京および京都で4日間の国内ジニアス研修を行いました。
 初日の研修はつくばから始まり、JAXA(宇宙航空研究開発機構)とKEK(高エネルギー加速器研究機構)を訪問しました。
JAXAでは小惑星探査機「はやぶさ」の実物大の模型が展示してあり、国際宇宙ステーションの実験棟「きぼう」の内部に入ることができました。

 

 KEKでは、ドラマ「ガリレオ」の撮影にも使われた大型機械を目の当たりにしました。異なるエネルギーの電子と陽電子のビームを衝突させ、素粒子反応を実験するための衝突型加速器KEKBや膨大な素粒子反応をとらえる測定装置Belle(2)は思いもよらない大きさでした。
宇宙や物質に関わるお話を聞き、科学は奥が深いと思いました。

 


 2日目は、NECと博報堂を訪問し、東筑高校の卒業生の方から説明を受けました。

 

 NECではNECが目指す「人と地球にやさしい情報社会」を具現化し、体験できるショールーム「イノベーションワールド」で研修を受けました。「スマートコミュニケーションブース」と「スマートショッピングブース」を案内、説明していただき、「タッチ&トライコーナー」で技術体験させていただきました。

 博報堂では先輩方4人からプレゼンを用いた話を伺いました。「博報堂」という会社や仕事、また広告を作る過程や工夫についての説明にとどまらず、人生について語っていただきました。お話の中で大きく心に響いたのは、「コピーとデザインの力で、新しいムーブメントを創る。固定概念(常識)を破るアイデアが必要である。そのためには時代の変化の兆しを見抜かなければならない。」という言葉でした。

 午後からは東京大学で、東筑高校OBである東京大学VDEC(Electronic Design and Solution Fairの略)名倉徹准教授の講義を受けました。『東筑生のための半導体入門講座』はロッキーのテーマで名倉准教授を迎えるところから始まりました。半導体のおもしろさだけでなく、何かを学び、新しいものを創っていくときに大切なこころのありかたも教えていただきました。

 

 講義の後は大学のキャンパスを見学し、東京大学の学生さんとの交流を持ちました。

 

 また、東京東筑会の先輩方との交流会がありました。初めはかなり緊張しましたが、様々な分野で活躍されている先輩方とお話しすることができて将来について考えることができました。

 3日目は、午前中にお台場にある日本科学未来館を訪れました。企画展は「世界一展」が催されていて、ナンバーワンやオンリーワンの技術と文化を持つ日本のおもてなしの精神に富んだ"モノづくり"の展示 を見学しました。

 日本刀や織物など古代の日本の伝統から始まり、チキンラーメンやシャープペンシル、ウォークマン、食品サンプルなどの現代の日本の発明、そして軽くて高反発なクッション素材やまるで本物のように見える印刷、タブレット端末や肉眼では見えないほど小さな世界地図やスプリングなど、未来へつながる日本の技術をみることができました。

 それらは、技術の伝承や自然との共生といった古来の精神が、現在の生活を支える技術の中にも根づき、長い歴史の中で未来をつくる新しい技術へとつながっていることを教えてくれました。

 

 

 常設展示3階において1日2回ASIMOの公演があり、ボールを蹴ったりダンスを踊ったりといったパフォーマンスを間近で見ることができました。また空間情報科学を参考に作られたブース「アナグラのうた」では、名前や性別のデ-タと位置情報を入力し、空間情報科学の世界を体験することができました。

 京都に移動し、関西東筑会の先輩方から熱い歓迎を受けました。恒例の校歌を三番まで歌うということも先輩方との一体感を味わう楽しい想い出となりました。

 最終日は京都大学の二つのキャンパスを訪ねました。
あいにくの雨でしたが、桂キャンパスでは、吉田キャンパスの時計台を模してつくられた時計台の電光掲示板に「歓迎 福岡県立東筑高等学校」の文字がありました。

 講義室で桂キャンパスについての説明を受け、次に実際の研究室の見学をさせて頂きました。環境工学系の研究室では橋についての研究や実験が行われていました。乗用車やトラックが通ることによって受ける負荷や長年の疲労、海風による錆を考えた研究でした。

 その次に見学した「風洞実験室」では、人間社会と風の関わりを焦点に、様々な研究開発に取り組んでいるということでした。様々な実験室を見学させていただいて、大変貴重な体験をすることができました。

 

 午後は、京都大学が100年以上にわたって収集してきた貴重な学術標本資料260万点が収蔵されている京都大学総合博物館を見学しました。

 化石、霊長類、温帯林の動植物、昆虫などの標本がある自然展や、古文書や古地図などの日本資料、石棺、日本古代文化の展開などがある文化展、機械メカニズム模型がある技術展という三つの大きな展示場がありました。

 吉田キャンパスでは東筑OGの松下佳代教授から直接お話を聞くことができました。まず、松下さんが教授になるまでの経緯を聞き、大学で学び研究者となることの大変さと意義を考えることができました。私達はそのお話の中から「あきらめないことが大切だ」というメッセージを感じました。

 



 私たちはこの研修でさまざまな施設を巡りながら、実際に見聞きすることの意義の大きさを体感しました。そして研究やその成果が、いろいろな形でリンクしているのだと思いました。企業や大学では東筑の先輩方が案内をしてくださり、貴重なお話を聞かせてくださいました。
   また東京、関西東筑会では大勢の先輩方が私たちのために集まり、歓迎してくださいました。多くのものや人に触れることができたことで、進路や将来についてより具体的に、また現実的に考えることができるようになりました。この経験を元に自分の夢を叶えるための一層の努力をしていきたいと思います。

 

 

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